このブログ記事では、University of the Peopleの「BIOL1121」というコースについて書きます。今後このコースを受ける方の参考になるよう、授業の内容や、参考になった本やウェブサイトなどをまとめておきます。
BIOL1121は、「Biology 1 for Health Studies Majors」という、生物学の授業です。
*私は2022年9月から、学生としてこのコースを受講しました。
難しかったですが、勉強になって面白かったです。
たとえば「遺伝子は生活環境や習慣からの影響を受ける(参考)」というのも初めて聞きましたし、「DNAに書いてある遺伝情報をmRNAが読み取って、それをもとにタンパク質が生成される(転写(transcription) / 翻訳(translation))」というのも勉強になりました。
私が勉強についていけてなかった部分もあるんですが、分かる範囲でBIOL1121コースについて紹介します。
下記で紹介する本は、Amazonの「Kindle Unlimited」で読み放題の対象になっているものも多いので、よかったらご検討ください。(オススメ)
★このページ内の情報は、できる限り正確に書いていますが、特に学問的な内容については、各リンク先や他の情報源も併せて確認いただくようお願いします★
★コースの内容も今後変わることもあると思います、ご了承ください★
★Amazonアソシエイトプログラムを利用しています★
BIOL1121についてのツイートまとめ
私はBIOL1121の授業を受けながら、感想やノートなどをツイッターに書いていました。BIOL1121についてのツイートはこちらのツイッターモーメントにまとめてあります。
ツイッターの方が詳しく書いてある部分もあるので見てみてください。
#UoPeople #BIOL1121 #生物 #通信制大学
— Miho (UoPeople 日本人学生) (@MihoUopeople) November 21, 2022
University of the Peopleの「Biology 1 for Health Science Majors」という生物の授業についてモーメントにまとめました。
「生物」ってあまり実用的でない感じもしますが、DNAとかホルモンとかの仕組みを知れて面白かったです😚https://t.co/rYgcSaK6PW
1週目
1週目は、提出課題はディスカッション投稿とアンケートのみ。課題内容はそこまで難しくありません。中学か高校の化学で習うような、原子や電子、電子配置/電子軌道や、酸と塩基(Acid and Base)、同位体(isotopes)などについて勉強します。
課題は2週目からが大変なので、できるだけ予習を進めてください。
教科書
参考になる動画
電子配置/電子軌道についての動画(英語):
『Electron configurations for the third and fourth periods』Khan Academy
2週目
2週目からは、教科書の内容も課題も難しいです。
課題の分からない部分はあきらめて(もしくは後回しにして)、できる問題だけでもやって提出するのがよさそうです。
内容的には、「生物」というより「化学」のような勉強が多いです。
教科書
参考になる本、動画、サイトなど
■教科書と内容が似ている日本語の本:
『カラー図解でわかる高校化学超入門』齋藤 勝裕
■課題(Written Assignment)の参考になるサイト/動画:
PBSのウィキペディア(日本語):
リン酸緩衝生理食塩水/Phosphate-buffered saline
水溶液についての動画(英語):
『Solvent properties of water』Khan Academy
酸と塩基、H+ donor/ acceptorについての動画(英語):
『Brønsted–Lowry acids and bases』Khan Academy
モル質量(molar mass)の計算についての動画(英語):
『Worked example: Calculating molar mass and number of moles』Khan Academy
バッファーに水を加えたらどうなるか?の動画(英語):
『What is the Effect of Adding Water on the pH of a Buffer?』chemistNATE
KH₂PO₄についての動画(英語):
『what is the molecular formula and molar mass of potassium dihydrogen phosphate』 Dr. Masi
NaHPO4についての動画(英語):
『How to Write the Formula for Sodium hydrogen phosphate』 Wayne Breslyn
■課題(Learning Journal)の参考になる動画
生体分子、モノマーなどについての動画(英語):
『Biomolecules』Amoeba Sisters
3週目
3週目からは、細胞や細胞膜の構造についてなどで、「生物」の授業らしい内容になります。成績に反映されるテストもある週なので、課題提出だけでなく復習も大事です。
教科書
参考になる本、動画、サイトなど
■教科書と内容が似ている日本語の本:
『カラー図解でわかる細胞のしくみ』中西 貴之
■課題(Written Assignment)の参考になるサイト/動画:
細胞膜についての動画(英語):
『Cell membrane overview and fluid mosaic model』Khan Academy能動輸送と受動輸送についての動画(英語):
『Introduction to passive and active transport』Khan Academy
4週目
4週目の内容は、まずは「代謝」について。そこに高校の物理でやったようなエネルギーの法則などが絡んできます。体内でもちゃんと法則が働くんですね。
教科書
参考になる本、動画、サイトなど
■教科書と内容が似ている日本語の本:
『生物が面白いほどわかる本』山川喜輝
■課題(Discussion Post)の参考になるサイト:
車が動く仕組みについてのサイト(日本語):
『自動車を学ぼう』トヨタ産業技術記念館
車のエンジンからのエネルギーがどの程度有効に働いてるのかについて参考にした記事(英語):
『Better Mileage Now–Improving the Combustion Engine』Ben Knight
■課題(Learning Journal)の参考になる本
代謝の病気の一つである骨粗鬆症についての本(日本語):
『骨粗鬆症 よくわかる最新医学シリーズ』石橋 英明
アナボリック、カタボリックについて参考にした本(日本語):
『眠れなくなるほど面白い 図解 たんぱく質の話』藤田聡 (監修)
5週目
5週目の内容は、体内で細胞同士がホルモンなどの伝達物質を介してコミュニケーションを取っているという話や、細胞分裂の流れについてです。ディスカッションの課題は「体細胞核移植/クローン技術」について。
教科書
参考になる本、動画、サイトなど
■教科書と内容が似ている日本語の本:
『細胞の分子生物学:細胞のシグナル伝達』
■課題(Discussion Post)の参考になるサイト/本:
日本での体細胞クローン技術の利用についてのサイト(日本語):
『体細胞クローン家畜由来食品に関するQ & A』厚生労働省
クローン技術の問題点について参考にしたサイト(日本語):
『クローン胚の新たなエピゲノム異常を発見』理化学研究所
クローンやiPS細胞について参考にした本(日本語):
『最新科学の常識がわかる本』科学雑学研究倶楽部
体細胞核移植の実用例について参考にした本(日本語):
『やさしいバイオテクノロジー』芦田 嘉之
iPS細胞についての本(日本語):
『ビックリするほどiPS細胞が分かる本』北條 元治
■課題(Written Assignment)の参考になる本:
内分泌/ホルモンなどについて参考にした本(日本語):
『運動・からだ図解 糖尿病・代謝・内分泌のしくみ』小田原雅人 (監修)
内分泌/ホルモンなどについて参考にした本(日本語):
『運動・からだ図解 新版 解剖学の基本』松村 讓兒
6週目
6週目も、3週目に続いて成績に反映されるテストがあります。テスト対策をするか課題を頑張るかのバランスが難しいです。
内容は減数分裂/生殖細胞や、中学か高校で習ったメンデルの法則(優性遺伝子/劣性遺伝子)などについてでした。
教科書
参考になる本、動画、サイトなど
■教科書と内容が似ている日本語の本:
『よくわかる高校生物の基本と仕組み』鈴木 恵子
減数分裂について参考にしました。
■その他の参考になる動画/サイト
減数分裂(meiosis)についての動画(日本語):
『【生物基礎】 遺伝子24 減数分裂』映像授業 Try IT(トライイット)
遺伝子関連の用語などについての動画(英語):
『Chromosomes, chromatids and chromatin』Khan Academy
受精(Fertilization)についての動画(英語):
『Fertilization terminology: gametes, zygotes, haploid, diploid』Khan Academy
減数分裂(meiosis)についての動画(英語):
『Chromosomal crossover in meiosis I』Khan Academy
『Phases of meiosis I』Khan Academy
『Phases of meiosis II』Khan Academy
染色体(Chromosome)などについてのサイト(日本語):
『MSDマニュアル家庭版 遺伝子と染色体』David N. Finegold
7週目
7週目の教科書の内容は、遺伝子やDNAの働きについて。
それに関連して、ディスカッションの課題は薬剤耐性菌(抗生物質に対抗するDNAをゲットしたバクテリア)についてです。
教科書
参考になる本、動画、サイトなど
■教科書と内容が似ている日本語の本:
『スタートアップ生化学 わかる“生命”のしくみ』椎名 隆
■課題(Discussion Post)の参考になるサイト/動画:
mecA遺伝子、MRSAなどについて参考にした本(日本語):
『透析療法ネクスト VIII』秋葉 隆
トランスポゾンやプラスミドについて参考にした記事(英語):
『Mobile Genetic Elements in Streptococci』Miao Lu 他
トランスポゾンについてのサイト(日本語):
『トランスポゾン(動く遺伝子)』黒田行昭
抗生物質薬耐性やバクテリオファージについて参考にした記事(英語):
『Exploring the contribution of bacteriophages to antibiotic resistance』Itziar Lekunberri 他
薬剤耐性菌の歴史についてのサイト(日本語):
『日本の薬剤耐性菌の状況:医療現場での耐性菌増加』AMR臨床リファレンスセンター
抗生物質の使用についてのサイト(日本語):
『なぜ抗生物質は飲みきらないといけないのか?』フラワー薬局
■課題(Written Assignment)の参考になるサイト/動画:
家系図の見方についての動画(英語):
『Pedigrees』Khan Academy
8週目
8週目の内容で一番面白いと思ったのが、「エピジェネティクス」です。体中どこの細胞も持っている遺伝子は同じなのに、ある細胞は目を構成し、別の細胞は胃を作ったりできるのはなぜか?が少し分かりました。また、遺伝子の働きは生まれてからずっと変わらないわけではなく、生活習慣や環境に影響を受けるそうです。さらにその変化も子孫に遺伝します。
*8週目が終わったら、9週目にまとめのテストをやってコースは終わりです。
教科書
参考になる本、動画、サイトなど
■課題(Discussion Post)の参考になるサイト/動画:
メタゲノム(metagenome)についての記事(英語):
『Metagenomics for pathogen detection in public health』Ruth R Miller 他バイオレメディエーション(Bioremediation)についてのサイト:
『バイオレメディエーションとは?』独立行政法人製品評価技術基盤機構コロナと次世代シーケンシングについての記事(英語):
『Identification of a novel coronavirus causing severe pneumonia in human: a descriptive study』Ren, Li-Li 他
■課題(Learning Journal)の参考になる動画
エピジェネティクスについての動画(英語):
『Epigenetics』Khan Academy
アドバイス
次に、私個人の意見にはなりますが、BIOL1121のコースを受ける際のアドバイスを紹介します。
教科書を全部読むのはムリ
毎週の教科書の範囲が長い&難しいです。全部きちんと読むのは私には100%無理でした。全部読むのはあきらめて、まず大事な部分だけでも読むことをおすすめします。
大事な部分とは:
- 各段落の最初の1文
- 太字の前後
- 課題に関連する部分
- 各章の最後に載っている「Review Quiz」に関連する部分
- 図と、図の説明文
などを拾い読みして、もし時間があったら細かい部分も読むと良いと思います。
教科書では各章の最後に要約も載っています。
紙のノートがオススメ
教科書を読みながら、紙のノートを使ってノートを取っていました。理由はこちら:
- 内容が難しいので、読むだけとかパソコンでメモ取るだけだと理解できない
- パソコンだと、図や化学式の小文字(H₂Oとか)を書くのが面倒
- iPadの手書きは書きづらいし読み返しづらい
こちらの本↓などを参考に、できるだけ図を使ってノートを取るようにしました。書く文字数が減って少し時短になるのでおすすめ。
成績反映されるテストとセルフクイズは内容が違う
BIOL1121のGraded Examは、Self Quizとは違う問題が出ました。
まとめ
今回は、UoPeopleのBIOL1121(生物学)の授業について書きました。
私はこの授業を2022年9月から受けました。その後に授業内容が変わったりもすると思うので、その点はご注意ください。
●このブログを書いた人:Miho(ツイッター:MihoUopeople)
University of the People(Health Scienceコース) の日本人学生。(Health Scienceコース)
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