この記事では、英語学習に使えるスマホアプリやウェブサイトなどのおすすめツールを紹介します。
和英・英和辞典や英語の類語辞典、文法チェックや英語のニュースサイトなどの中でも、特に使いやすくて信頼できるサイトを選びました。ぜひチェックしてみてください。
動画サイト
YouTube
すでに使っている人も多いと思いますが、最初にYouTubeを紹介します。
字幕やスロー再生の機能もあるし、映像の力も借りながら学べるのでおすすめです。
おすすめの英語圏のYouTube動画は、こちらで紹介しています:
オンライン辞書(和英、英和)
私は辞書は英辞郎をメインで使って、可算名詞か不可算名詞かを知りたいときはweblioを使っています。
英辞郎 on the Web(アルク)
英辞郎 on the Web
登録しなくても使えますが、無料版(Pro Lite)に登録すれば単語帳が使えるので登録するもおすすめです。
メリット
- 内容的に信頼できる。
- イディオムもたくさん載っている。
- ログインすれば、ワンクリックで単語を単語帳に登録できる。(無料版では100件まで)
- 表示が見やすく、分かりやすい。
デメリット
- 可算名詞か不可算名詞かの区別が載っていない
- 無料版では英語の音声が聞けない
weblio 英和辞典・和英辞典
weblio 英和辞典・和英辞典
表示がやや見づらいので、サブとして利用しています。
メリット
- 可算名詞・不可算名詞が分かる。
- 例文がたくさん載っている。
- 英語の発音が聞ける。
デメリット
- 表示が見づらい(広告も多い)
- 例文の訳が間違えていることが時々ある。
類義語辞典
英文を作ったり英語でしゃべったりしている時に「この単語しょっちゅう使いすぎているな」と思ったら、私は英語の類語辞典で言い換えを調べています。
Word Hippo
Word Hippo
表示が見やすいし単語もたくさん載っていておすすめな類語辞典。
類義語だけでなく対義語も調べられるし、英英辞典も例文検索機能もあります。英語をいろんな言語に訳すこともできます。韻を踏める単語(rhyme)も検索できます。
翻訳サイト・アプリ
翻訳サイト・アプリなら、単語のみでなく長い文章も丸ごと翻訳できます。自動音声で発音も聞けます。
Google翻訳
Google 翻訳
メリット:
- 設定すれば、ウェブサイト上で文字を選択しただけで翻訳を表示できる(Chrome拡張機能)。
- 自動音声読み上げの発音が自然。
- URLを入力すれば、そのサイト全文を翻訳できる。(原文の表示も簡単)
- 訳が表示されるのが早い。
- 音声入力もできる。
音声入力ができるので、グーグル翻訳に向かって話しかけながら「独り言英会話」をやるのもおすすめ。
DeepL
DeepL翻訳:世界一高精度な翻訳ツール
メリット:
- 訳がGoogle翻訳より自然なことが多い。
- 訳された単語をクリックすると、他の訳語の候補も表示されて選択できる。
発音辞書
発音辞書は、機械の自動音声ではなく、本物の外国人の方の発音が聞けるサイトです。
Forvo
Forvo
Forvoは、世界中のユーザーが発音を録音・公開してくれている発音辞書サイトです。このページで単語やフレーズを検索して、表示される検索結果をクリックすると、たくさんの人の発音が聞けます。アメリカ、イギリス、インドなど、発音した人の地域別に表示されます。(検索結果の表示がやや見づらいので気をつけてください。)
単語だけでなく、「日常会話でよく使うフレーズ集」「病院で使うフレーズ集」などもあって勉強になります。
ユーザーとして登録すれば、自分も日本語の発音とかを録音・公開できます。他の人の発音を聞くだけなら登録不要。
英語学習の質問ができるサイト
英語の質問を投稿して、専門家の方に回答をもらえるサイトです。
DMMなんてuKnow?
DMM英会話なんてuKnow? – これって英語で何ていうの?を解決するQ&Aサービス
英語学習用のヤフー知恵袋のようなサイト。「~~~って英語でなんて言うの?」という質問ができます。回答してくれるのはDMM英会話の審査をクリアしたネイティブや英語専門家の方です。
投稿されている質問と回答を見るのは誰でも無料でOK。質問を投稿できるのは、DMM英会話の会員登録をしている人だけです。(有料プランに入らず、無料会員登録だけでも質問できます。)
語学学習SNS
世界中の語学学習者とコミュニケーションができるサイト・スマホアプリです。
HelloTalk
HelloTalk
言語学習者用のSNSのようなスマホアプリ。世界中の英語学習者や日本語学習者とコミュニケーションできます。英語に関する質問や英作文を投稿したり、日本語を勉強している方の投稿を添削してあげたりできます。
他のユーザーからの反応は割と多いと思います。
基本的にはスマホアプリなので、パソコンでは一部の機能(DM)しか使えません。
Italki
Italki(アイトーキー)
英会話だけでなく、いろんな言語のレッスンをビデオ通話で受けられるサイト・スマホアプリ。
サイト内にSNSのような機能もついていて、HelloTalkと同じく英語に関する質問や英作文を投稿したり、日本語に関する質問に答えてあげたりできます。他のユーザーからの回答はHelloTalkよりは少なめな印象。
Italkiはスマホでもパソコンでも使えるので便利です。
文法チェック
英作文(ライティング)をするときは必須の文法チェックサイト。
Grammarly(グラマリー)
Grammarly(グラマリー)
英文を入力すると文法などを自動でチェックして直してくれるサイト。文法チェックだけでなく、文字数・単語数のカウントなども表示できます。
無料で登録・ログインするだけで利用可能。有料版(premium)にすると、さらに詳しく直してもらえます。グーグルのアカウントなどで登録できます。
文中の単語を選択すると類義語が表示されるのもめちゃくちゃ便利。
BibMe(Grammar and Plagiarism)
BibMe(Grammar and Plagiarism)
BibMeは、文法のチェックだけなら登録なしで使えます。
英文を書いて、Grammarlyでチェックしただけでは不安な時などに使っています。
英文添削(専門家)
自分で書いた英文を提出して、先生に添削してもらえるサービスもあります。
英語添削アイディー
英語添削アイディー
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自分で書いた英文を添削してもらえるサイト・スマホアプリ。こちらは人間が添削してくれます。プロフィールを見て、趣味が合いそうな先生を選べるのも楽しくておすすめです。
自由に書いた英文を添削してもらうこともできますし、「写真の描写」「日記」「和文英訳」など、決められた課題に沿って英作文することもできます。
有料のサービスですが、最初は無料で試せるキャンペーンもあるのでチェックしてみてください。サイト内で使える「ポイント」は、まとめて購入すると安くなります。
30日間、1日1回添削してもらえるコースもあります。習慣化できておすすめ。
電子書籍サービス
電子書籍なら、辞書を引いたり単語の発音を聞いたりするのも簡単です。
kindle
Kindle
アマゾンがやっている電子書籍のサービス。iPadやスマホ、パソコンでも読書できます。
月額980円で読み放題のサービス【Kindle unlimited】もあります。読み放題対象作品は限られていますが、英語の作品もありますし、英文法の参考書もあります。クレヨンしんちゃんやカイジなどの漫画も読み放題。
あらかじめ辞書をダウンロードしておけば、文中の単語を選択するだけで辞書が表示されるのも便利。ダウンロード済みの作品はオフラインでも読めます。
オーディオブック
オーディオブック(朗読)は耳で聞く読書。作業しながら聞いたり、目を疲れさせないで情報を得たりできるのが便利。
Audible
Audible
アマゾンがやっているオーディオブックのサービス。月額1500円で聞き放題のサービスもあります(対象作品は限られています)。
新聞・雑誌
オンライン英会話レッスン中の話題として、やはり最近のニュースなどは頻出。ちょっと難しい用語や固有名詞が多いですが、まずは新聞の見出しだけ、写真だけでも見てみてください。英語の勉強と同時に情報もゲットできてお得です。日本の英語版ニュースサイトと、アメリカのニュースサイトを紹介します。
The Japan times Alpha
The Japan Times Alpha ![]()
英語学習者のための、日本の英字新聞。基本的に英語で書かれていますが、日本語での解説や英単語の説明も併記されています。英語初心者の方もトライしやすいです。
- 紙版もデジタル版もある。(購入時に間違えないよう注意)
- 週刊(紙は毎週金曜、デジタルは毎週日曜)。
- 記事ごとに難しさのレベル表示がある。
- リスニングや文法など、英語学習のコンテンツもある。
- 有料。デジタル版だと1冊256円から(まとめてお支払いの場合)。
News in Levels
News in Levels
毎日のニュースを、レベル1~3の英語難易度別で読めるニュースサイト。海外のサイトなので全部英語表記ですが、記事に出てきた難しい単語の説明も載っています。
レベル3の英文が読める人も、レベル1や2の会話で使いやすい表現をしっかり使いこなせるように練習しましょう。
The Japan Times
The Japan Times
日本の英字新聞のウェブサイト。グーグルのアカウントなどで登録できます。無料登録だと、閲覧可能記事数に制限があります。
KYODO NEWS plus
KYODO NEWS plus
主に日本のニュースを英語で紹介しているサイト。特に登録などはしなくても記事が無料で読めてありがたいです。
The New York Times
The New York Times
アメリカの新聞、The New York Timesのウェブサイト。
グーグル、アップル、フェイスブックなどのアカウントで登録できます。無料登録だと、閲覧できる記事数に限りがあります(あまり興味が無い記事はクリックしないように注意)。有料の登録をすれば全記事を読めるようになります。
The New Yorker
The New Yorker
こちらはアメリカの雑誌・The New Yorkerのウェブサイト。記事だけでなく、動画やポッドキャスト(音声)もたくさん載っています。おしゃれな写真やイラストも多くて、見ていて楽しい。
The New Yorkerも、無料だと閲覧可能記事数に制限があります。できれば興味がある記事だけクリックするようにしましょう。
まとめ
今回は、英語学習に便利なツールを紹介しました。私も実際に使っているものばかりです。初心者の方はぜひThe Japan times Alphaを少し読んでみてください。リスニングの方ができそうな方はAudibleから。(分からないところが多くても落ち込まないでください)
ご意見・質問はぜひコメント・ツイッターでご連絡ください。
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この記事を書いた人
Miho (UoPeople 日本人学生) (@MihoUopeople) / Twitter
オンライン日本語教師の経験あり。
アメリカのオンライン大学University of the Peopleの日本人学生。
他の運営サイト:「オンライン英会話の比較&レビュー」


コメント
Very well presented. Every quote was awesome and thanks for sharing the content. Keep sharing and keep motivating others.